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高額査定される車とは・・・全ディーラー共通編その1

皆さんは乗り継ぎを見越しての車選びを意識なさっているでしょうか?人気車種や高額査定される車の特徴を知っておけば、新車や中古車を購入しなおす際に有利になるはず!!

そこで今回は各ディーラ別に高額査定がバンバン出ている車種の紹介や、乗り継ぎまでのメンテナンス方法などを伝授するシリーズの第1弾として、全車種に共通して高価査定に繋がるポイントやプロが実際に行うチェック方法などを挙げ、どんなメンテナンスをすれば査定に有利になるかを述べていきます。

知っておきたいプロのチェック方法と対策・・・エンジンその1

外からは見えないエンジンをわざわざメンテナンスしなくてもばれないんじゃない?

とお考えのそこの貴方!!

プロを侮ってはいけません。

各買取専門店やディーラーなどに在籍している査定スタッフやベテランメカニックにかかれば一目瞭然です。1番手っ取り早く最初に確認するのは、「整備記録簿」をちょっと拝見することです。

私の経験上10台に1台程度の割合でものすごく細かく記録された整備簿に出会います。そこには逐一車検での追加整備項目やオイル交換の履歴が記載されているのでわざわざエンジンルームのチェックをするまでもなく、高価買取の一大ポイントになります。本気で車 売りたいなら色々と気をつけるべきポイントがあるのです。

ですからきちんと1年点検や定期的なオイル交換をなさっているオーナーさんは、「記録簿ちゃんとつけてね」と一声かけてたまにチェックしておくとよいでしょう。

次にチェックしていたのは、エンジンルーム内のオイル注入口のキャップの裏です。まめにオイル交換をしていない場合、ここにオイルの吹き上げによるカスやごみが硬くこびりついてしまっています。

キャップを新品に交換すれば発覚しないでしょうが、いちいち部品発注をせねばならずそんな細かい方は定期的にオイル交換をしているのがほとんどでした。

ちょっと気分が乗ってきて長くなりそうなので、その2に続きます。

知っておきたいプロのチェック方法と対策その2

続いて確認するのは、エンジンをかけてすぐと暖気後の状態での排気ガスです。なんで?と思われる方も多いでしょうから、まずはエンジンオイルの役割からちょっと説明させてください。

エンジンの内部で一生懸命ピストン運動をしてくれているところは金属同士何万回も摩擦を繰り返しています。

そこに潤滑を目的としてオイルが使われています。また、かなりの密閉状態をパッキンなどで保っているエンジンですが、ミクロ単位の隙間はどうしても生じます。それを防ぎ異物の混入を防ぐシールドの役目も果たしています。

ですが、長期間オイル交換を怠っていると劣化したオイルは本来のシールド効果を失い、エンジンの燃焼エリアにごみやオイル自体が入り込み、一緒に燃えることで白や灰色がかった排気ガスがマフラーから噴出してきだします。

私たちがオイル上がり、下がりと呼んでいる現象でこの場合、適切なオイル管理がなされていなかったと判断し、査定での大きなマイスポイントになってしまいます。対策はまめにオイル交換をといわざるを得ません。

実際に行うオイル交換のタイミングとお勧めのオイルの性能とは?

ガソリンスタンドに給油に行くと、よくオイルの点検と交換を勧められますよね?

前項までの厳しいチェック項目をクリアーするためには、どのくらいの頻度で交換しどんなオイルを選ぶべきなのか知っておきましょう。

よく交換の目安として”3,000~5,000キロの走行ごと”などと謳われています。決して間違いではないのですが、私個人の考えでは”走り方や用途に合った交換時期”があると思っています。

つまり、近所への買い物程度にしか使わない主婦が乗っているような使用頻度の低い車を、3,000キロごとオイル交換するのではタイミングが長すぎます。

なぜならオイルは使用時間が伸びると酸化を始め、品質がどんどん落ちていきます。そこで走行距離にはさほどとらわれず、オイルが劣化を始める3ヶ月を目安に好感した方が良いでしょう。

この場合に使用オイルはできうる限り劣化の遅い価格は高めでも高品質なオイルの使用をお勧めします。一方、毎日長距離を通勤したり、仕事でフル活用している車両の場合は、3,000キロなどすぐに到達してしまうので距離は伸ばしながらもこまめなメンテナンスが必要です。

この場合ではどうしてもコストがかかってくるので、安価で経済的なオイルなどを使用して対応しましょう。

まとめ

名で今回このシリーズのスタートとして、これほど長々とエンジンオイルの交換の必要性に触れてきたのか?

それはオイルの管理状況の把握は査定の重要なポイントであり、かつ日常オーナーさんが行いやすいメンテナンスだからです。

もちろん費用や時間もかかりますが、将来手放すときに備えておけば、高額査定に繋がるかもしれません。

また、このようなプロのチェック方法を知り身に付けておけば、中古車を購入するときなどは良い手がかりとなってくれるでしょう。