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比べてみた!!買い取り業者別傾向と対策・・・ガリバー編

さて、買い取りに備えての準備も済んだのでいよいよ今回からは実際に大手買い取り業者の特徴に触れ、どの業者にどの車種が好まれるのか等傾向と対策を述べていきます。

【企業イメージと外郭】

(株)ガリバーインターナショナル1994年創設の国内買い取り最大手です。直営店は354店舗でこれは国内の中古車業界で一番の数。(20052月現在)年間総買い取り台数も約27万台とこれまた業界トップ、抜群の知名度と信頼を集める企業です。

【安定した買い取り価格の理由1・・・販売アンテナの充実】

ガリバーは現在、主な買い取り業者が行う卸し販売(専門のオークション会場に出品して同業者へ転売)だけでなくその店舗ネットワークをいかしての直接小売りにも力をいれています。その為、極力在庫を持たないスタイルで在庫管理のコストを削減し、買い取り価格に還元させることが可能になり、それが多くのユーザーの支持を集めている理由のひとつでしょう。また全国に拡がる販売アンテナが効をそうし、都市部(保有率ワースト1は東京都)で買い取った軽自動車を軽自動車の保有率が全国でもっとも高い地域(佐賀、鳥取、長野など)で高価販売する事が可能となり、それが買い取り価格の安定に繋がっているようです。よって地域特性の出やすい車種(雪国や山間部でのRV、複数の駐車場を確保しにくい住宅密集地での1BOX)の買い取りには有利な業者に成りうると思われます。

【安定した買い取り価格の理由2・・・身近にあるお店】

店舗ネットワークの充実は自ずと親近感を抱かせ、気軽な気持ちで買い取り査定の見積もりを出してもらえます。その為他社を圧倒する車両データを保有でき、買い取り査定額にブレが少ない事が信頼を生む要素になってもいるようです。今はかなりネット上での買い取り査定比較サイト等を利用する方も増えていますが、査定見積もりが例え他社より高かろうが安かろうが、やっぱり面と向かって信頼できる営業マンに査定と交渉をしてもらいたいのが心情です。その点地元にも店舗展開しているガリバーならネットで査定してもらったあとでも来店、若しくは訪問してもらっての商談ができるので安心感があります。

【直接買い取りのメリットとデメリット】

さて、前項までガリバーのその豊富な店舗展開によるメリットばかり述べてきました。事実他にも直接買い取りでは、車検期限が迫っていたり、早くまとまった資金を求めている場合などではスピーディーに商談をまとめることができるので有効な手段だと言えます。しかし忘れてはいけないのが、懇切丁寧に査定結果の説明をしてくれている目の前の営業マンは何百台、場合によっては何千台もの中古車を買い取ってきた「百戦錬磨の自動車買い取りのプロ」だと言うことです。素人が「よし!もっと査定額を交渉で引き上げてやろう!!」と意気込んでも、少々の事ではびくともしません。反対に丸め込まれて「まあ、いっかこれで」と妥協をさせられるのが落ちです。例え「どこどこでは○○万円ってネット査定が出たよ?」等と突っ掛けても大抵「ではそちらでどうぞ」と軽くいなされてしまいます。これはネットでの査定額はあくまで目安であり、不安定要素が多いことを知り尽くしている上、業界最大手としての自負と豊富なデータによる徹底した相場の把握が為されているからです。(売り手としては嫌らしくて融通が効かず、たまったものじゃないでしょうが、それだけ優秀な査定士やセールスマンが揃っているということです。誉めているんですよ?私は)では、ガリバーの持ち味である平均30分とも言われるスピーディーな直接買い取りをどう利用するのがよいのでしょう。ガリバーさんには怒られてしまうかもしれませんが、「有能な相場調査ツール」として利用してみると良いでしょう。というのは他社で実際に査定したときにガリバーが提示した査定額を大幅に下回っていた時は正当な評価を得られていないと判断でき、逆に大きく上回っているときは即売却しても間違いはないと考えられます。

【まとめ】

最後は悪いことをしてしまったかもと憂慮していますが、とはいえ中古車買い取り業界のトップを走り続けているガリバーの底力は決して侮れません。確実で安定した査定を受けたい場合は真っ先に利用すべき企業です。また乗り継ぎ車種を同時に探しているときは、優秀な中古車を多数保持しているので買い取りと同時にいい車を紹介し、厄介な手続きもすべて代行してくれるはずなのでさらに便利だと思われます。

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