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比べてみた!!買い取り業者別傾向と対策・・・ラビット編

続いては業界第2位、ラビットについて述べていきます。

【車~売るなら~ラビット!!0120・・・♪♪

石塚さん出演のCMソングが私の耳にも残っているラビットは、自動車オークション会社「USS」の完全子会社として誕生し、現在は(株)ラビット・カーネットワークが運営する買い取り専門のフランチャイズ会社です。現在の加盟店舗は200を越え、全国に展開されています。買い取った車はすべてオークションに出品され、基本在庫販売は行っておらず、ラビット自体には販売ヤードを持っていません。その為まるで不動産仲介会社のような佇まいの店舗が多い気がします。

【オークション直結ならではの利点とは?】

中古車マーケットで約30%の日本最大のシェアを持つUKKと密接な関係を持っているラビットの買い取り査定傾向はズバリ「今まさにトレンドの車種の評価が抜群に高い」ということです。販売チャンネルを持たない為、在庫販売でのマージンを期待できないのでとにかく優秀な中古車を多数仕入れオークションに出品する必要に迫られます。ゆえに良い意味でオークションでの需要に忠実に反映された相場から適切に安定価格を提示してきます。どこの業者に出してもある程度の評価が期待できる低走行高年式の人気車種を安心して売却したいとき等は、直販型の中古車会社が抱える在庫コスト分のマイナス査定要素を加味しないのでユーザーにとって有利になると考えられます。買い取り価格の判断基準がはっきりしているのが原因でしょうか、交渉時にあまり極端な駆け引きをしてくることも少ないので、多少強引さの見られるガリバー(ディスっていません。あくまでもユーザー目線です)に比べ女性や年配の方などにも話しやすい雰囲気を提供してくれている感があります。また、ユーザーが愛車を直接オークションに出品する「オークション代行業務」も行っていて、思わぬ高額で落札される可能性もあり、もし落札されなくてもそのままラビットでの買い取りに回せるので、非常に便利で利用価値アリだと思います。

【当然デメリットも・・・】

良いとこ取りばかりにはなかなかいかないのが世の常。ラビットにも若干のウィークポイントがあります。それは古い年式の車種や走行距離の多い車体については評価がぐんと低くなり、廃車の手配すらとってもらえないケースが発生することです。これは直販体制がとられていない事が原因で、「どんなに古くても良いからなにか安い車無い?」という私達車業界に関わってきた人間が学生さん等から耳がタコになるほど聞き続けていた要望に応じる低価格車仕入れの必要がないためです。よってこのような場合は残念ですが他の業者に持ち込むことをおすすめします。

【買い取り専門店で車を買う!?】

前述した通りラビットは買い取った車を直接小売りすることはありません。ですが、実際にUSSに出品されている年間235万台とも言われる車の中から細かいユーザーの要望に応える車種を検索し購入することができるのです。この事により車業界特有の不透明な値段設定(仕方のないことなのですが、それぞれの業者の経営状況や地域性等の不確定要素が原因です。それでもできうる限り各社明瞭な価格設定に努力しています)も気にすることなく、なかなか見つからなかった自分の希望通りの愛車に出会える機会が激増します。また、滅多にないことなのですが車を探しにラビットを訪れた際、たまたま直前に買い取られオークションに出品される予定だった車両が自分の探す車の条件に合致するケースがあります。これはすこぶるラッキーで、オークション利用手数料や陸送費などの中間コストを省いた状況でお得に車を手にいれることができるので、例え元々は冷やかし半分であったとしても購入を本気で検討しても何ら損はないと思います。

【まとめ】

オークション会社と提携しているメリットを多く持っているラビットの強みは非常に魅力的です。しかしフランチャイズ展開がゆえに、店舗ごとの車両の評価やスタッフの応対の質に多少のばらつきが見られます。そこでラビットの利用を考えているユーザーさんは、まず各店舗自体の品定めから始めるのがよいのではないかと思います。

 

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