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正しい洗車法を身につけておこう!・・・その2

前回では読者様を恐怖のどん底に落とし入れたままでしたので、今回は打開策について詳しく述べていきます。まずは家庭でもできる解決手段から参ります。

【洗車専門業者もやっている水分除去方法】

前回で触れた「イオンデポジット」への対策はガソリンスタンドなどお代をいただいて洗車を請け負う業者にとっても頭の痛いところです。そこで拭き上げを始める前にエアガンで念入りに水分を飛ばしてから作業するように指導します。家庭では大型コンプレッサーの購入などは無理な話なので、対処法として最も簡単なのは「ドアやハッチを数回開け閉めする」事での振動衝撃による水分除去です。そんなに無駄に開閉して車にダメージがないか心配なさる方もおられるでしょうが、安心してください!数万回にも及ぶ動作試験をパスしている現在の車はそれほどやわではありません。また、あらかた拭き上げを済ませたあと近所を軽くドライブして来て下さい。戻ると車体の奥から水分が流れ出しているはずなので丁寧に仕上げしてください。前回にも少し紹介したプロも良く使うセーム革は、カー用品店やホームセンターで2000円弱で手に入りますので使ってみるのも良いと思います。まだ念入りにされたい方には市販されているエアブローの購入もアリです。業務用ほどのパワーを求めるのは酷ですが、お庭やガレージの落ち葉の掃除などにも使え10000円代から販売されているので導入すればもう安心です。

【地元コイン洗車場の利用】

そこまで資金はかけられないという方も多いでしょう。そんな方は街中に点在するセルフ洗車場をうまく併用すると良いでしょう。古くからあるものはわかりませんが、最近の洗車場に設置されている掃除機には大抵ブロー機能が備わっていて、車内清掃時だけでなく車体の水分の吹き飛ばしにも効果を発揮してくれます。先程述べた家庭でできる対処法と合わせれば更に丁寧な洗車が可能です。手洗い洗車機だけでなく門型の自動洗車機を使って手軽に車をきれいにするのも良いですが、小キズを防ぐため利用する前に車体についている粒状の砂などを流してから使用するように心掛けてください。

【身近な洗車のプロ、ガソリンスタンドの手洗い洗車の完成度】

一般のユーザーが主に対価を払い、洗車を依頼する相手は普段利用しているガソリンスタンドでしょう。多いところならば年間1000台以上の手洗い洗車をしているスタンドもあります。積み重ねられた洗車ノウハウはもちろんの事、ムートン素材の器具や細かい洗浄泡を発生させる特殊な薬剤や機器を使用しての洗車は、完成度とすればNO,1だと思われます。もちろん店舗ごとにムラもあるので優秀なスタンドの見分け方を伝授しておきましょう
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、スタッフの制服がキレイ・・・当たり前のことでしょうが、多くのスタンドはオイル交換などのメンテ作業も合わせて行っているので制服が汚れやすいのです。しかし洗車に特化しているところは専門スタッフをおいている場合が多々あり、テクニックも一枚上手です。
2、拭きあげスペースが機能的に整備されている。・・・吹き飛ばし用のエアガンや清潔で車体の仕上げ箇所ごとに整頓されたタオルが準備されているかチェックしてください。車体にキズを入れやすい、からからに乾いた新品のタオルを使っているところは要注意。若干使い古したタオルを少々湿った状態で使っているところを選んでください。
3、カンカン照りの青空洗車は論外・・・好天の直射日光の下での洗車は薬剤の焼き付きなどの原因となるためNGなのがプロの常識です。特にWAX掛けや簡易コーティングを屋外でやり始めるスタンドはプロ意識の著しい欠如が見られるので避けましょう。

【まとめ】

たかが洗車されど洗車。日頃の心がけひとつで買い取り価格もグッと変わってしまいます。独自に豊富なアイテムを駆使して洗車を研究するのも楽しいものですが、優秀な洗車業者を見つけて利用するのも良いかもしれません。

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