自動車整備工10年のベテランが車を高く売るための情報をまとめています。

求めるのは性能か?コストパフォーマンスか?・・・タイヤの選び方

手塚治虫が漫画に描いたような空を飛ぶ車はまだ実現していない以上、車にはタイヤが必ず必要です。そこで今回は国内国外メーカー問わず何点かタイヤを紹介しその特徴を知ってもらうことで、より充実したカーライフの手助けになればと思います。

【創業者の石橋氏の名前が由来です】

国内最大手メーカー「ブリヂストン」2005年にはミシュランタイヤを抜き世界最大のタイヤメーカーとなりました。そのブリヂストンが誇る最高級タイヤブランドが<REGNO>シリーズです。圧倒的な静粛性やコーナリング性能は一流ホテルの送迎ハイヤーの多くが採用していることでも証明されています。確かに価格は同じサイズの安価な汎用タイヤに比べると約2倍(同じブリヂストン215・60R16 汎用タイヤ<スニーカー>との比較)と高価だが、ユーザーの満足度はそれ以上で、1度REGNOを使ってしまったら他のタイヤはうるさくてカーコンポのボリュームを2メモリ上げなきゃいけないとの口コミなどもあるほどです。TOYOTAのクラウンやホンダのレジェンド等の高級セダンに乗る方は是非選んでほしいタイヤで、事実現行日産フーガはREGNOの新作GR-X1を標準装備しています。

【走りを追求するスポーツタイプ車におすすめです】

ドライブなどが趣味で高速走行をする機会が多いユーザーにとっては、ダイレクトに車のパワーを道路に伝えるタイヤの性能は重要な関心事のひとつでしょう。ブレーキやコーナリング時のグリップ性能や操作性がそれで、求めるスペックを高次元で実現しながら街乗りユーザーにも配慮したYOKOHAMA<DNAーSドライブ>はコスパも高いタイヤだと評判です。同系統タイヤであるブリヂストンの<アテンザ>、ミシュランの<パイロットスポーツ>がサーキット走行等もしているようなディープなドライバー向けなのに対し、S-ドラは「ガチガチのスポーツカーじゃないけどたまには峠道でのワインディング等も楽しみたい」といった若者に良く選ばれているようです。

【険しい山道も安心です。RV車用タイヤ】

パジェロやランドクルーザー等のRV車(最近はクロカンと呼ぶことが多いようです)には悪路走行時の安定性やその強い駆動力をいかすためのタイヤ選びが必要です。そこでダンロップファルケン<グラントレック>等の専用タイヤを選択する方が多くなります。一般的なタイヤと大きく異なる点は非常に大きなブロック構造をとっていて小石や異物を巻き込みにくくしています。また、重い車重にも耐えうる剛耐制も選択する重要なポイントです。必然的にタイヤ自体のサイズも大きくなり、価格帯も一般タイヤに比べ高くなるので磨耗に強く長持ちするタイヤが好まれています。ごつごつしたフォルムがかえってRV車の魅力を引き立ててくれることでしょう。

【時代はやっぱりエコです。】

軽自動車の爆発的な普及の原因の一つは、車体も軽くエンジンも小型な軽自動車の高燃費性能が高騰を続けていた燃料代が家計を圧迫し悩んでいた主婦層を中心に受け入れられたことです。車本体のエコ性能を最大限にいかすためにもYOKOHAMA<ブルーアース>等の低燃費タイヤを選んで履かせてあげましょう。ここで言う低燃費タイヤとは転がり抵抗係数ごとに5段階に分けられたクラスのAランク(6,5以下AAA、6,6~7,7以下AA、7,8~9,0以下A、9,1~10,5以下B、10,6以上C)以上のタイヤしか名乗れない規則があり、<ブルーアース>は最高ランクのAAAを持ち現状では最強のエコタイヤとも言えます。もちろんこの低燃費タイヤの効果は数ヵ月の走行で明確に感じられるほど顕著なものではないので、まだ使えるタイヤをわざわざ外してまで買い換えるほどの事ではありません。(そもそもそれではエコじゃないですしね)しかし交換時期が迫っている場合の選択肢には入れておきましょう。

【まとめ】

いろんな用途に応じて各社が多様なタイヤをリリースしています。ハガキ1枚の小さな接地面で数百キロの車体を支えるタイヤがもたらす影響ははかり知れず、慎重に選ばなければならない要素だと筆者は考えます。