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車検を自分で受けてみよう!・・・ユーザー車検の手引き

皆さん2年毎の車検はどちらでされていますか?今ではディーラーや中古車店だけでなくガソリンスタンドなどでも車検誘致に余念がありません。でも自分で車検を受けるユーザー車検をしたことがある方は少ないはず。そこで今回は車検を最安で行える可能性の高いユーザー車検について説明したいと思います

【事前に確認、準備しておきたいこと】

まずは愛車の現状把握から始めていきます。車検時の点検項目は多岐に渡る為、すべてを個人で確認するのは恐らく無理でしょう。そこで素人でも確実に点検できるところから挙げていきましょう。

1各種アナウンス機能の確認・・・ウインカー、ヘッドライト、バックライト、ストップランプの点灯が為されているか。クラクションは鳴るかチェックしてください。

2外観とタイヤ・・・ボディーの傷は基本車検には無関係ですが各種ライトカバーのひび割れや破損、フロントガラスの亀裂は通検不能要素になります。また、スリップラインが出てしまっているようなタイヤもNGです。

3書類の確認・・・納税証明書と自賠責保険証がないと車検を受けられません。紛失している場合は再発行しておきましょう。

【各業者の車検見積もりを利用しちゃいましょう】

以後はプロにお任せするのが手っ取り早いと思われます。各社がこぞってキャンペーンしている無料車検見積もりを申し訳ありませんが有効活用させていただきましょう。事細かく交換部品やメンテナンス項目を並べて商談してくることでしょう。とにかく絶対に交換しないと車検を受けられない箇所だけを提示してもらってください。そうしたら一旦見積もりを持ち帰り分析開始です。

【ユーザー車検をおすすめしないケース】

長年乗り続けてきた車や1日の走行距離が長い車体などに良くある事態ですが、業者が発行した見積書を見て整備が必要な箇所が多岐にわたり、個人では対処不可能な専門性の高い部品交換がある場合は、ユーザー車検をすんなり諦めて好みの業者で車検を依頼してください。新車時以降はじめての車検のようにほぼ手を加えること無く車検できる見積もりが出れば、さあいよいよユーザー車検に向けて陸運局に問い合わせ、通検の日程と時間を予約しましょう。

【意外と親切に教えてくれます】

予約した時間に地元陸運局に赴き、通検手数料や自賠責保険の継続手続きを済ませたら、とうとう通検ラインへ向かいます。書類を通検士に提出しライトなどの点検、車体番号が一致している等の確認を済ませオートメーション化されているラインへ突入するわけですが、ここでワンポイントアドバイス。ハザードを焚いたままラインに侵入すれば「初心者」の合図になり、係員が誘導と操作指示をしてくれます。たまにイライラしている後続の業者の視線にくじけそうになりますが、誰もが最初はそうなので挫けず頑張りましょう。最後に通検士による目視と打音チェックをクリアすれば提出していた書類に合格印がもらえます。それを事務所に提出すれば見事車検は完了です。

【落第してしまったらどうするの?】

事前にしっかりとした業者で点検整備していたり、3年目にやって来る初回の車検時には滅多なことでは通検に失敗する事はありませんが、稀に不確定要素の多いヘッドライトテスターや再度スリップ検査でNGが出ることがあります。そんな時は車検場の近くに必ずといって良いほど点在するテスター屋(予備車検場)で調整してもらいましょう。再検査は初回の通検当日であれば無料で受けられるので利用してください。部品交換が必要な場合などどうしても当日の再検査ができないケースでは有効期間が最大15日設定される「限定自動車検査証」を発行してもらい後日整備して期限内に再受験してください。

【まとめ】

どうしても難しいイメージのあるユーザー車検ですが、なんといってもその安い価格(軽自動車なら一発合格すれば4万を切ります)が魅力です。勇気を持ってチャレンジする価値アリだと思いますよ?