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高価買い取りを狙える車とは?・・・全ディーラー共通編その2

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シリーズ第2段は実際に高価査定がつく車の、内装と足回りのチェックポイントについて触れ、買い取りまで気を付けておきたい点や、車両状態の改善方法を述べていきたいと思います。

【知っておきたいプロのチェック方法と対処法・・・内装】

実際にドライバーとして運転するときには、内装がきれいな方がもちろん快適ですよね?そこで査定の重要なポイントとして細かくチェックされます。シートの汚れや傷はもちろん、天井のくすみや窓ガラスのヤニ、ハンドルのがたつき等数々の項目を確認し、評価していきます。その中でもかなりのウェイトを占めているのが<臭い>です。少し可哀想ですが、ペットの臭いや愛煙家のタバコ臭は敬遠され、買取り後に行う浄化作業でも完全に除去するのは困難な為、大きなマイナスポイントになります。その為その様なオーナーさんは普段から車内をマメに掃除したり、車内ではなるべくタバコを吸わない様にする等の努力が必要になってきます。メカニック的には、車のエアコンフィルターの定期的な交換でも臭いを緩和することが可能です。ワンボックス車のオーナーさんに多い小さなお子さんを乗せる機会のある車は、後部座席の痛みが激しいケースがよく見られます。これも仕方のないことなんですが、歯止めの効く年齢になるまでは、安全面から見ても走行中の車内ではチャイルドシートにしっかりと座らせておいた方が良いかと思われます。

【知っておきたいプロのチェック方法と対処法・・・オプション】

新車購入時に追加でつけたナビやコンポ、エアロ付きの特別仕様車の装備等も、査定金額の加算要素です。しかし、注意しておきたいのは<すべてのオプションが加算対象とは限らない>という点です。どういう事かと言えば、まず1点目は日々進化するナビやコンポなどは購入時には最新モデルであったとしても、数年後の売却時には代替わりして型落ちモデルになっている可能性も高く、買取り業者が転売するに当たり、必ずしも魅力的なセールスポイントになり得ない事が挙げられます。私の知るケースではもはや需要のないワンセグや地上波にしか対応していないテレビチューナー内蔵のナビ、MD仕様のコンポがついた車に至っては、取り外し工賃や新しいナビなどの購入費用を見越して逆にマイナス査定の対象になってしまう場合もありました。ですからAV機器の追加装備をする際には今後のモデルとの互換性等をしっかりチェックしておきましょう。また、エアロ装着車や特別カラーリングの限定車等は個人的趣向が多く出て、販売対象が必然的に絞られてしまうため業者が買い渋る傾向が見られ、相場自体が下がってしまう恐れが出てきます。その様なこだわりの車を買取りに出すときは、販売対象が不特定多数の大手チェーンに依頼するより、オークション代行をしてくれる業者に任せた方が高価で売り切れるかもしれません。

【知っておきたいプロのチェック方法と対処法・・・足回り】

タイヤやブレーキパットの状態などは、車検通過時の法廷点検項目に含まれているため、より念入りに確認するチェックポイントです。当然タイヤは新しく性能の良いものが装着されていた方が、高い評価を受けられます。ただし買取りに備えてわざわざ付け替えるほど安価なわけでもなく、仮に付け替えたとしてもその費用以上のプラス査定が出るハズもありません。ではどうしたら?タイヤやブレーキパットに関しては車を手放すタイミングが大事になってきます。買取り業者がチェックする足回りの大部分を占めるタイヤやブレーキパットは、走行距離に応じて劣化していく消耗品です。そこで売却のタイミングとして考えられるのは<そのまま交換しなくても車検を通過するレベル>まで消耗した時期です。中古車販売店ではほとんどの場合商品の付加価値として、残り車検期間の長い車を表に並べ、ポップ等で目立たせているはずです。何故ならこの残車検、日に日に短くなり商品価値がどんどん落ちていくからです。そこで販売店は買い取りをする際、その車が車検切れになった時に追加整備の費用が少なくて通検できる状態の車には高いつけるのがほとんどです。ですからタイヤに関してはローテーションをしながら上手く売却時期の調整をしましょう。ブレーキパットについては行き付けの修理工場に相談してみるとよいでしょう。

【まとめ】

お気に入りのシャツがよれたり、シミがついてしまったりするように、車も汚れ日々消耗していきます。今回述べた対処法の他に室内のシートカバーを撥水性のものに変えたり、ヤニ付き防止の透明シールをガラスに張ったりと様々なグッズも販売されているので有効活用してみてください。

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