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高価買い取りを狙える車選び・・・ホンダ編

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40代から50代の男性がホンダと聞いて真っ先に連想するのは、アイルトン・セナ擁するマクラーレン・ホンダが全盛を迎え大活躍していた80年代のF1界の事だと思います。その優れたエンジンを踏襲しながら、時代に合わせた車を販売してきたホンダの今人気の高い車種を今回はご紹介したいと考えています。

【代表する人気車種1・・・フィット】

長年トヨタのカローラが維持していた不動の国内年間販売台数1位の座を、2002年33年ぶりに奪い取ったホンダの大ヒット車種がこのフィットです。ハッチバック式小型乗用車として2001年に世に出るとたちまち大きな反響を呼び、初動受注台数は48000台を越え、3代目プリウスが発売されるまで日本記録を持っていました。この爆発的なヒットの要因として、当時のガソリン価格の高騰を受け需要が高まっていた高燃費車種であり、更にスタイリッシュなデザインと、コンパクトカーならでわの操作性の良さが挙げられます。しかもホンダニズムの原点である高度なエンジン性能を誇り、加速も伸びやかで豪快な走りも楽しめます。これは現行車両にも引き継がれていて変わらぬセールスを記録しています。よって乗り継ぎ時の買い取り評価も必然的に高くなっている様です。

【代表する人気車種2・・・ステップワゴン】

私たちは、通称<走るベット>と呼んでいた、なんといっても広い車内空間が魅力的なミニバンです。当時販売されていた他の車種と比較しても別格の空間を産み出せた訳は、主流だったキャブオーバータイプ(エンジンの上に運転席がある)のFR(前エンジン後ろ駆動のため後部座席の空間が限られる)車と異なり、ボンネットタイプのFR車だったからです。また、ボンネットタイプのもうひとつの特徴の、エンジン音が車内に響きにくい事が大勢で出掛けることの多い大家族や旅行好きな若者グループにベストマッチしている車種です。買い取り業者にも人気のある車種ですが、年式やグレードによってかなり相場に幅があるので、予め相場を良く調べておいて不必要にやすく買い叩かれるのを防ぎましょう。

【代表する人気車種3・・・オデッセイ】

ホンダが提唱した<クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)>の先駆けとして1994年に販売開始されヒットした車種です。当時アコードやインテグラ等のセダンやクーペでは人気を博していたホンダですが、RVやワンボックス車種では不振を極めていました。そこに登場したオデッセイはその革新的なフォルムと、当時のミニバンが装着していた後部スライドドアをあえて取り入れないヒンジ式ドアが、高級セダンの様だと若者を中心に受け入れられ、ホンダの救世主的存在となりました。しかし、時代の変化を受けて大幅にコンセプトチェンジを図っている現行型は先代までの低床、低全高スタイルから一新していて古いオデッセイユーザーの反応は賛否両論です。そこで2008年から2013年まで販売されていた4代目の市場価値が比較的高く保たれています。

【代表する人気車種4・・・インサイト】

ホンダが誇る超性能スポーツカーNSXの車体に使われたアルミフレームを更に進化させた軽量化ボディーを持ち、高い燃費性能を実現したハイブリット車です。先進的な車体が評判になりましたがプリウスとの販売競争に破れ、惜しまれつつも2014年に販売終了されました。しかし逆にその事が中古車市場でのニーズを高める結果になっています。同じハイブリット車に比べ比較的安価で手にはいる上、コストパフォーマンスが高いのが原因で現在品薄状態が続いているようです。

【まとめ】

今回は触れませんでしたが、ホンダも他のメーカーと同じく軽自動車の開発を進めていて多くの人気車種を産み出していますが、それはいずれ別の機会で紹介したいと思っています。いずれにせよ、スポーツカー全盛の時代の隆盛とはまたひと味違ったブランド力を発揮し出したホンダの底力にはまだまだ目が離せないようです。

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