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高価買い取りを狙える車選び・・・マツダ編

さて、今回からは「ビーアドライバー」マツダの車種、からおすすめの数台をご紹介していきたいと思います。

【代表する人気車種1・・・デミオ】

90年代のバブル期にマツダが展開していた多角化経営の失敗により、暗黒の経営状態に陥りかけたのを救った蜘蛛の糸のような車種がこのデミオです。旧態依然としていたマツダのブランドイメージからの脱却を目指し、当時のミニバンブームに乗る形で1996年デビューしました。先行他社に比べ出遅れが否めなかった初代モデルですが、車高の問題が指摘されていた他社のミニバン(街中の駐車場ビルの最大収納可能車高をオーバーした車種のミニバンが続出していた)の問題点をすれすれでクリアーしていたことが、ヒットの1つの要因と考えられます。また、デザイン性や、目新しい機能面にかたよりがちだった当時の風潮に敢えて背く形になった「生活を便利にするツール」として、収納スペースの広さ等の機能性の高さや、飾り気のないスタイルが、かえって落ち着いたデザインを求める年配の方等の一般のミニバンユーザーのみならず、業務用、商用車両としての需要も高くなる効果がありました。特に日本販売モデルとしては初めてディーゼルターボエンジンを搭載した2014年発売の現行モデルは、同部門での販売台数1位を誇っています。

【代表する人気車種2・・・ロードスター】

1989年に日本に先駆けアメリカでデビューを飾り、同年9月に日本でも販売開始されたロードスター。「世界最多生産台数の2人乗り小型オープン車」として2000年にギネス認定まで受けた大ヒット車種です。電動格納式のハードトップを搭載した現行モデルは、ロードスター販売当時には憧れながらも手の出せなかった、経済的にも時間的にもゆとりが出てきて、週末にドライブ等を楽しむミドル層のセカンドカーとしてのニーズも多く、将来高額査定が見込める車種の1つだと思われます。

【代表する人気車種3・・・CX-5】

クロスオーバーSUVの分野では、若干他社の後塵を配していた感の否めないマツダが、新世代技術群「スカイアクティブ・テクノロジー」を全面採用した初めての車種として2012年に発売開始しました。中古車情報大手カーセンサー(リクルート)が毎年発表する、単純な購入台数だけではなく、問い合わせ件数や買い取り見積もり件数などマーケットでのユーザーの注目度を評価、ランキングした「カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー2015」において第2位に輝き、中古車市場での関心の高さが証明されました。特に人気があるのはディーゼルモデル。言われなければディーゼル車と気付かないほどの静かなエンジン音とガソリンより安い軽油でしっかりとしたパワーを維持しているのがその原因だと考えられます。

【代表する人気車種4・・・RX-8】

2012年に生産中止されているRX-8も根強いファンを抱えていて、査定評価の高い車です。前述したランキングの第1位は実はこの車種(2003年発売の初代モデル)で何とマツダの1-2フィニッシュ!!当然、この関心度の高さは中古車業者にとっては「客寄せ」としても使える、有能な販売アンテナとしても手にいれておきたいと考えるでしょう。そしてマニア心をくすぐり続けている、先代モデルRX-7から綿々と引き継がれた「ロータリーエンジン搭載」と言うキャラクター性は唯一無二で、人気の高さを底支えしています。このようにコアでディープなユーザーを持つ車種は軒並み高額で取引されているので、狙い目の車種と言えるでしょう。

【まとめ】

一時期不振に陥っていたマツダ。しかしたゆまぬ新技術への探求心と、チャレンジスピリッツで盛り返し人気車種を発売しています。最近ではマツダが母体のプロ野球チーム「広島カープ」を応援するカープ女子のなかには、ここで紹介したデミオ等のコンパクトカーに乗って球場に向かう熱心なファンもいるそうですよ?

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