自動車整備工10年のベテランが車を高く売るための情報をまとめています。

高価買い取りを狙える車選び・・・番外編

より多くのユーザーの参考になる記事の執筆をモットーとしている筆者は今回、トラックやバンなど業務用、商用車両として人気の高い車種に特化してディーラーにこだわらず番外編と銘打って紹介してみたいと考えました。個人事業主や企業総務の車両管理担当者の方々、必見です!!

【商用、業務用車両に求められることとは?】

まず、一般ユーザーの求める車種と大きく異なる点は何でしょう。それは個人的な趣味趣向の影響は少なく、あくまで機能的でコストの安い車種が好まれる点が挙げられます。また、多くの荷物を運べる広いスペースや、大人数をいっぺんに移動させることができる事が求められているようです。では具体的にどんな職種でどんな車へのニーズが高く、高価で取引されているのかを見てみましょう。

【外回りが大変なルート営業マン等に人気・・・日産ADバン、トヨタプロボックスバン】

これらは置き薬のルート営業などの外回りを主に行う業種に良く使われるライトバンです。どちらも小型乗用車の枠組みに属し、高燃費エンジン等の基本的な性能スペックはもちろんのこと、長時間の運転、乗車時における利便性を追求している点が支持を集めている理由でしょう。ADバンは助手席のシートを前に倒すとパソコンテーブルに早変わり。プロボックスはコンソールの上部がインターパネル式のテーブルになっていて、運転途中や訪問先での事務処理がしやすいように工夫されています。その仕様用途がゆえに、中古車市場に登場するときは走行距離の多い車両が出回ることが多いですが、なにしろ需要が多いため入荷してもすぐに売れてしまっていた記憶があります。そこで私のいた中古車会社の社長は売れる度に好んでオークションで仕入れていました。

【人も道具もいっぺんに・・・ダブルキャブトラック】

トラックの種類のなかで座席シートが2列以上あり、通常のトラックの倍の6人での移動が可能な車を総称してダブルキャブと言います。ちなみに3列あるトリプルキャブもあるのですが、これは私も1度しか現物を見たことないレア物です。乗車スペースが広い分当然荷台が狭くなりますが、移動用と運搬用の2台の車両を保有する必要がなくなり、車両管理コストを大幅に削減できるので、そもそもそれほど大きい機材を必要としていない個人の造園業者等に良く売れ、これまた在庫がなくなっては仕入れていた車種の1つです。具体的にはトヨタのダイナ、マツダのタイタン、三菱のカーゴなどがそれにあたります。

【皆さんもお世話になったかも・・・マツダアクセラ】

ここは豆知識の1つとしてレアケースではありますが、マツダのアクセラはある1分野において圧倒的なシェアを誇っているのを知っておいてください。それは2014年時点で全国の自動車教習車の実に50%がアクセラだと言う事実です。そんなこと知っていてもなにか役に立つのかとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、初めて自動車に触れることになる自動車教習所に選ばれているということは、基本性能や安全性能のレベルが高いことの証明と言えます。また、そのスタイリッシュなデザインの車体が女性受講者に大流行なのが高いシェア獲得の大きな理由になっているようです。現に現行モデルの新車販売台数も好調で、ガソリン、ディーゼル、ハイブリットの3本だてで用途によっての選択肢も広く、将来高額査定を狙える隠れた逸材だと考えられます。一方兄弟車種のアクセラスポーツもまるで猫科の猛獣が獲物を狙い済ましているような躍動感に溢れるフォルムがカッコいいと男性ドライバーに受けて販売好調なようです。

【まとめ】

以上番外編として数車種紹介してみました。いろんな局面で活躍する商用車もただ走ればいいという訳ではなく、それぞれの職種にあった車種の選択が大事なのかもしれませんね。

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